方向性摸索中。
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Posted by ぽてとへっど=きはな - 2013.01.14,Mon
2012年の漫画の個人的備忘録。読んだのは250冊くらい。
まだまだ読めてない感じなので、今年は300冊買うくらいで読みたい。
どうも自分は恋愛脳じゃないくせにラブコメも好きらしいことがわかってきたので、
今年は少女漫画とかもっと手を広げていきたい。
①『ハイスコアガール』押切蓮介(ビッグガンガン)
②『GUNSLINGER GIRL』相田裕(電撃大王)《完結》
③『予告犯』筒井哲也(ヤングジャンプ)
④『テラフォーマーズ』原作貴家悠、作画橘賢一(ヤングジャンプ)
⑤『ラスト・ゲーム』天乃忍(LaLa)
⑥『恋愛視角化現象』秋★枝(ウルトラジャンプエッグ)
⑦『となりの怪物くん』ろびこ(デザート)
⑧『スピリットサークル』水上悟志(ヤングキングOURS)
⑨『戦闘破壊学園ダンゲロス』原作架神恭介、作画横田卓馬(ヤングマガジン)
⑩『クラスメート上村ユウカはこう言った』原作桜井慎、作画川上真樹(ガンガンONLINE)
⑪『ブラパ』緑のルーペ(ヤングガンガン)
⑫『軍靴のバルツァー』中島三千恒(バンチ)
⑬『リュウマのガゴウ』宮下裕樹(ヤングキングOURS)
⑭『信長のシェフ』原作西村ミツル、作画梶川卓郎(週刊漫画TIMES)
⑮『まじめな時間』清家雪子(アフタヌーン)《完結》
⑯『meth・e・meth』鶴淵けんじ(まんがタイムきららフォワード)
⑰『ほしのうえでめぐる』倉橋ユウス(コミックブレイド)《完結》
⑱『極黒のブリュンヒルデ』岡本倫(ヤングジャンプ)
⑲『orange』高野苺(別冊マーガレット)
⑳『竜のかわいい七つの子』九井諒子
21『銀の匙』荒川義弘(少年サンデー)
22『フットボールネーション』大武ユキ(ビッグコミックスペリオール)
23『ディメンションW』岩原裕二(ヤングガンガン)
24『AURA』星野倖一郎、原作田中 ロミオ(少年サンデーS)
25『いなりこんこん恋いろは』よしだもろへ(ヤングエース)
26『惡の華』押見修造(別冊少年マガジン)
27『理不尽のみかた』柳原望(Silky)
28『暗殺教室 』松井優征(少年ジャンプ)
29『恋愛ディストーション』犬上すくね(サンデーGX)
30『なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?』内乃秋也+茂木完田(月刊少年ライバル)
①2012年は2月にハイスコア1巻が出てそれより面白い漫画を待つ1年だったけど、結局出なかったって感じの1年だった。どうしてもレトロゲーム関係の所に目が行きがちだけど、ボーイミーツガールのラブコメとして押さえるべき所をきちっと押さえているエンタテイメント性こそがこの作品の魅力だと思う。
②マンガ史に残る名作も見事完結!薬による条件付けの愛情、美少女に銃器ぶっ放させて人殺させまくるという悪趣味さを一方では感じながらも、義体少女たちの感情・切なさに心を動かされずにはいられない短編集風な序盤、二期生ペトラ組の登場により対比的に一期生組の深みが増す中盤、独特のコマ割りで映画的に物語の終末に向かう終盤。全ての話に読み応えがあり、広く読み継がれるべき作品だったと思う。
③話が上手い。ネット社会の問題点や社会的弱者としての若者などの現代社会の闇を上手く取り込み、実際に起っていてもおかしくないような予告犯事件を作り上げ、エンタテイメントとして確立させている。予告犯側とそれを追う警察側、両者の視点で描かれるからこそ、読み手は心を揺さぶられ、何が悪かを考えさせられ、今の社会(主にネット)にはびこるなんともいえない気持ち悪さに自覚的にならざるをえなくなる。いや~うまい。
④このマンガは最初の設定考えた時点で勝ちw。B級感も素晴らしい。予想通り『このマンガがすごい』で上位に来てて笑った。「すごい」はこういうマンガ好きだよね。俺も好き。
⑤⑦少女漫画の中でも重い話がなくて微笑ましいラブコメは好きだなぁ。特に『ラスト・ゲーム』の軽さと楽しさはすごい!恋のライバルも出ない、重い話もないのに(だからこそか?)なぜこんなに面白いのか!? 全てを持っているハズのイケメン柳くんも、無自覚系ヒロインの九条さんも非常にピュアなので見ていて気持ちよいのです。大学生編がまだまだ続きそうだけどこのままの雰囲気で突き進んで欲しい。
⑥「思春期の男女が恋をすると角が生えてしまう」という設定のオムニバスラブコメ短編集。
⑧水上悟志。復刻版でも『エンジェルお悩み相談所』はやっぱりつまらないし、『宇宙大帝ギンガサンダーの冒険』は今一つだったしで、「『惑星のさみだれ』は奇蹟の一作だったのか?」と思わされそうになってたところで期待感をハンパなく煽ってくれる新作が来ましたよ!『サイコスタッフ』「ぴよぴよ」とさみだれだけじゃないことは解っていただけに、この『スピリットサークル』は今後の展開が楽しみで仕方ない。水上先生の人生観とかもじっくり読めそうで楽しみ。
⑨我らが早稲田大学第一文学部が生んだ最後の(奇才)作家(になるのか!?)架神恭介のエログロエンタメ小説が漫画化!能力バトルの究極形態。毎回どんな能力が出て来るのか楽しみすぎる。全てのキンタマを爆発させるとか、カレーの辛さを思いのまま操るとか最高にくだらなくてイカした能力ばっかりでたまんない。あと作画の人も上手い。
⑩1巻を読み終えた時点では「これは凄い漫画が出てきた!」と思ったんだけどなぁ。ハルヒの劣化コピーと思わしておいて独創的な展開を期待させる1巻後半の展開はほんと秀逸。ただ、その後2巻以降の設定を作者が調理しきれてないこの感じは『未来日記』で感じたものに近い。やたらチープな萌えシーンを入れるのも微妙。今後また唸らせてくれるような展開があることを信じて期待したい。
⑫女子受けしそうな絵柄でイケメンがいっぱい出て来るんだけど、内容は帝国主義全盛期の架空軍事国家モノで男子が大好きな内容というバランス感覚がたまらん。
⑬1巻は話ごとに時代がバラバラで主人公「リュウマ」自体もバラバラ、2巻でその話たちが繋がっていって……という構成が見事!まだまだ謎も多く今後の展開もどんな工夫で魅せてくれるか楽しみ。
⑭ジャニーズ主演でドラマ化は全くもって予想できなかったw面白いけど料理漫画なのに料理があまり旨そうではないw
⑮清家雪子はオリジナルでも面白かった。万人に薦められる良い漫画だと思うけどあんまり話題になってないね。
⑯気が向いたらレビュー書く。
⑰宇宙エレベーター建設をめぐる人々のオムニバス的な話が全十話の中で一つに繋がっていく作品。気が向いたらレビュー書く。
⑱面白いんだけど、『ノノノノ』大好きだった者としてはこれなら『ノノノノ』をもっと長く読みたかったってのが正直なところ。まぁでも世間が岡本先生に求めているのはこういう作風だよな。
⑲少女漫画。十年後の自分から手紙が届く。内容はこれから自分に起こる出来事と、そのときに取ってほしい行動、そして交通事故で死ぬ友人を救ってほしいということ。ベタな設定に思えるけど、ヒロインの好きになる男の子が闇を抱えている感じで独特の面白さがある。少女漫画だけにヒロインの心情描写も読み応え有る。
⑳正直この人の前作はあまり好きじゃなかったんだけど、二作目の今回は「こんな話も書けるのか!」と驚かされたし、楽しめた。特に「金なし白祿」は漫画表現的にも実に面白かった。
21なんだかんだ言っても安定して面白い。
22読んだ後で走り方が変わるマンガ。サッカーを観る視点が新たに増える。
23第四の軸「W」って設定がむちゃくちゃすぎるけど、男女ともキャラに魅力があり、アクションシーンも読ませる。スクエニが推してきそう。
24これは良いコミカライズ。
25去年伏見稲荷に行ったので、漫画の舞台に行くと急に愛着が湧くという……。今年はアニメ化で聖地巡礼が増えそうですな。
26好きな漫画ではなかったんだけど、高校生編がどうなっていくのか、そしてどういう終わり方をするのか気になって仕方ない。ある意味2012年大注目だった漫画。
27『高杉さんちのおべんとう』が面白いというよりは柳原望が面白かったと再確認。検察審査会事務官というマイナー所で興味深い仕事ネタと、人間関係、笑い、ほんのり恋愛要素のバランス感覚がこの作品もGood!
28さすが松井先生、発想が凄い。ただ現状では究極の出オチマンガという感が拭えない。今後ライバル登場などの新展開でどう転ぶか期待。もっと先生の狂気が見たい。
29犬上すくねの最高傑作がまさかの『サンデーGX』での連載再開!『エンジェル高校』なんてなかったんや!!(『あいカギ』はあってもよい)
まだまだ読めてない感じなので、今年は300冊買うくらいで読みたい。
どうも自分は恋愛脳じゃないくせにラブコメも好きらしいことがわかってきたので、
今年は少女漫画とかもっと手を広げていきたい。
①『ハイスコアガール』押切蓮介(ビッグガンガン)
②『GUNSLINGER GIRL』相田裕(電撃大王)《完結》
③『予告犯』筒井哲也(ヤングジャンプ)
④『テラフォーマーズ』原作貴家悠、作画橘賢一(ヤングジャンプ)
⑤『ラスト・ゲーム』天乃忍(LaLa)
⑥『恋愛視角化現象』秋★枝(ウルトラジャンプエッグ)
⑦『となりの怪物くん』ろびこ(デザート)
⑧『スピリットサークル』水上悟志(ヤングキングOURS)
⑨『戦闘破壊学園ダンゲロス』原作架神恭介、作画横田卓馬(ヤングマガジン)
⑩『クラスメート上村ユウカはこう言った』原作桜井慎、作画川上真樹(ガンガンONLINE)
⑪『ブラパ』緑のルーペ(ヤングガンガン)
⑫『軍靴のバルツァー』中島三千恒(バンチ)
⑬『リュウマのガゴウ』宮下裕樹(ヤングキングOURS)
⑭『信長のシェフ』原作西村ミツル、作画梶川卓郎(週刊漫画TIMES)
⑮『まじめな時間』清家雪子(アフタヌーン)《完結》
⑯『meth・e・meth』鶴淵けんじ(まんがタイムきららフォワード)
⑰『ほしのうえでめぐる』倉橋ユウス(コミックブレイド)《完結》
⑱『極黒のブリュンヒルデ』岡本倫(ヤングジャンプ)
⑲『orange』高野苺(別冊マーガレット)
⑳『竜のかわいい七つの子』九井諒子
21『銀の匙』荒川義弘(少年サンデー)
22『フットボールネーション』大武ユキ(ビッグコミックスペリオール)
23『ディメンションW』岩原裕二(ヤングガンガン)
24『AURA』星野倖一郎、原作田中 ロミオ(少年サンデーS)
25『いなりこんこん恋いろは』よしだもろへ(ヤングエース)
26『惡の華』押見修造(別冊少年マガジン)
27『理不尽のみかた』柳原望(Silky)
28『暗殺教室 』松井優征(少年ジャンプ)
29『恋愛ディストーション』犬上すくね(サンデーGX)
30『なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?』内乃秋也+茂木完田(月刊少年ライバル)
①2012年は2月にハイスコア1巻が出てそれより面白い漫画を待つ1年だったけど、結局出なかったって感じの1年だった。どうしてもレトロゲーム関係の所に目が行きがちだけど、ボーイミーツガールのラブコメとして押さえるべき所をきちっと押さえているエンタテイメント性こそがこの作品の魅力だと思う。
②マンガ史に残る名作も見事完結!薬による条件付けの愛情、美少女に銃器ぶっ放させて人殺させまくるという悪趣味さを一方では感じながらも、義体少女たちの感情・切なさに心を動かされずにはいられない短編集風な序盤、二期生ペトラ組の登場により対比的に一期生組の深みが増す中盤、独特のコマ割りで映画的に物語の終末に向かう終盤。全ての話に読み応えがあり、広く読み継がれるべき作品だったと思う。
③話が上手い。ネット社会の問題点や社会的弱者としての若者などの現代社会の闇を上手く取り込み、実際に起っていてもおかしくないような予告犯事件を作り上げ、エンタテイメントとして確立させている。予告犯側とそれを追う警察側、両者の視点で描かれるからこそ、読み手は心を揺さぶられ、何が悪かを考えさせられ、今の社会(主にネット)にはびこるなんともいえない気持ち悪さに自覚的にならざるをえなくなる。いや~うまい。
④このマンガは最初の設定考えた時点で勝ちw。B級感も素晴らしい。予想通り『このマンガがすごい』で上位に来てて笑った。「すごい」はこういうマンガ好きだよね。俺も好き。
⑤⑦少女漫画の中でも重い話がなくて微笑ましいラブコメは好きだなぁ。特に『ラスト・ゲーム』の軽さと楽しさはすごい!恋のライバルも出ない、重い話もないのに(だからこそか?)なぜこんなに面白いのか!? 全てを持っているハズのイケメン柳くんも、無自覚系ヒロインの九条さんも非常にピュアなので見ていて気持ちよいのです。大学生編がまだまだ続きそうだけどこのままの雰囲気で突き進んで欲しい。
⑥「思春期の男女が恋をすると角が生えてしまう」という設定のオムニバスラブコメ短編集。
⑧水上悟志。復刻版でも『エンジェルお悩み相談所』はやっぱりつまらないし、『宇宙大帝ギンガサンダーの冒険』は今一つだったしで、「『惑星のさみだれ』は奇蹟の一作だったのか?」と思わされそうになってたところで期待感をハンパなく煽ってくれる新作が来ましたよ!『サイコスタッフ』「ぴよぴよ」とさみだれだけじゃないことは解っていただけに、この『スピリットサークル』は今後の展開が楽しみで仕方ない。水上先生の人生観とかもじっくり読めそうで楽しみ。
⑨我らが早稲田大学第一文学部が生んだ最後の(奇才)作家(になるのか!?)架神恭介のエログロエンタメ小説が漫画化!能力バトルの究極形態。毎回どんな能力が出て来るのか楽しみすぎる。全てのキンタマを爆発させるとか、カレーの辛さを思いのまま操るとか最高にくだらなくてイカした能力ばっかりでたまんない。あと作画の人も上手い。
⑩1巻を読み終えた時点では「これは凄い漫画が出てきた!」と思ったんだけどなぁ。ハルヒの劣化コピーと思わしておいて独創的な展開を期待させる1巻後半の展開はほんと秀逸。ただ、その後2巻以降の設定を作者が調理しきれてないこの感じは『未来日記』で感じたものに近い。やたらチープな萌えシーンを入れるのも微妙。今後また唸らせてくれるような展開があることを信じて期待したい。
⑫女子受けしそうな絵柄でイケメンがいっぱい出て来るんだけど、内容は帝国主義全盛期の架空軍事国家モノで男子が大好きな内容というバランス感覚がたまらん。
⑬1巻は話ごとに時代がバラバラで主人公「リュウマ」自体もバラバラ、2巻でその話たちが繋がっていって……という構成が見事!まだまだ謎も多く今後の展開もどんな工夫で魅せてくれるか楽しみ。
⑭ジャニーズ主演でドラマ化は全くもって予想できなかったw面白いけど料理漫画なのに料理があまり旨そうではないw
⑮清家雪子はオリジナルでも面白かった。万人に薦められる良い漫画だと思うけどあんまり話題になってないね。
⑯気が向いたらレビュー書く。
⑰宇宙エレベーター建設をめぐる人々のオムニバス的な話が全十話の中で一つに繋がっていく作品。気が向いたらレビュー書く。
⑱面白いんだけど、『ノノノノ』大好きだった者としてはこれなら『ノノノノ』をもっと長く読みたかったってのが正直なところ。まぁでも世間が岡本先生に求めているのはこういう作風だよな。
⑲少女漫画。十年後の自分から手紙が届く。内容はこれから自分に起こる出来事と、そのときに取ってほしい行動、そして交通事故で死ぬ友人を救ってほしいということ。ベタな設定に思えるけど、ヒロインの好きになる男の子が闇を抱えている感じで独特の面白さがある。少女漫画だけにヒロインの心情描写も読み応え有る。
⑳正直この人の前作はあまり好きじゃなかったんだけど、二作目の今回は「こんな話も書けるのか!」と驚かされたし、楽しめた。特に「金なし白祿」は漫画表現的にも実に面白かった。
21なんだかんだ言っても安定して面白い。
22読んだ後で走り方が変わるマンガ。サッカーを観る視点が新たに増える。
23第四の軸「W」って設定がむちゃくちゃすぎるけど、男女ともキャラに魅力があり、アクションシーンも読ませる。スクエニが推してきそう。
24これは良いコミカライズ。
25去年伏見稲荷に行ったので、漫画の舞台に行くと急に愛着が湧くという……。今年はアニメ化で聖地巡礼が増えそうですな。
26好きな漫画ではなかったんだけど、高校生編がどうなっていくのか、そしてどういう終わり方をするのか気になって仕方ない。ある意味2012年大注目だった漫画。
27『高杉さんちのおべんとう』が面白いというよりは柳原望が面白かったと再確認。検察審査会事務官というマイナー所で興味深い仕事ネタと、人間関係、笑い、ほんのり恋愛要素のバランス感覚がこの作品もGood!
28さすが松井先生、発想が凄い。ただ現状では究極の出オチマンガという感が拭えない。今後ライバル登場などの新展開でどう転ぶか期待。もっと先生の狂気が見たい。
29犬上すくねの最高傑作がまさかの『サンデーGX』での連載再開!『エンジェル高校』なんてなかったんや!!(『あいカギ』はあってもよい)
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Posted by ぽてとへっど=きはな - 2013.01.08,Tue
『なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?』①~④ 内乃秋也+茂木完田(月刊少年ライバル)

個人的に
2012年タイトル・オブ・ジ・イヤー
2012年煽り帯・オブ・ジ・イヤー(④巻)
な作品。
先日ツレと漫画買いに行った時に、ツレが「これ超面白そう」とか言って買ってたのが読んだキッカケ。
タイトルから香る地雷臭に、「絶対つまらん。面白かったらメシ奢る」とか言ったら奢るハメになってしまった……。
ってかコレを全巻平積みしてる本屋も本屋だ!どうかしてるぜ。
まずは上の画像をクリックしてAmazonのレビューを見てもらいたい。
一人だけ評価☆1つで叩いている人がいるんだけど、このマメ氏の指摘は結構当たっていて、キャラデザインにオリジナリティと統一感がない。
主人公は典型的な少年マガジン顔だし、ヒロインたちは皆どこかの別の漫画で見かけたような顔ばかりだし(これは意図的にモデルにしている別の漫画のヒロインがいるんじゃないかな)、ヤンキー達は某ヤンキー漫画そのまんまのような外見。
で、叩こうと思えば叩けるところはそれ以外にもたくさんあって、突然の見開き大ゴマで笑いを取りにくる作風とか色々とどこかで見たようなやり方が散見される。
何よりヒロインにAKBメンバーの名前を付けてるとかマジファックですよね。
ただ、そんな所たちに一々目くじら立てて読むのはこの作品の正しい読み方じゃないんじゃないかな。
上に挙げた要素はある種狙ってやってる感もあり、パクリってかオマージュだよねってことにして愛すべきクソ漫画として愛でるべき作品。
ストーリー上では、色んなヒロインにフラグを立てては玉砕しながら次々と標的を変えていく聖也君の一本芯の通ってなさ、軸がぶれまくりな所が気になって仕方なくなる。
でもさ、考えてみれば我々モテない高校生活を送った男子ってそうだったよね。
とにかく彼女が欲しいという漠然とした、且つ強固な思いにより、軸ぶれまくりでコロコロ変わる。でも優柔不断だったり、今思い返すとありえない選択肢を選び自滅したり、そうして彼女いない暦をどんどん伸ばしてゆく。
そんな聖也の姿を見て、
「聖也ーーー!!」とか
「聖也それ違う!!」とか
「その思考は危険だーーー!!」とか
「qあwせdrftgyふじこlp」とか
悶絶したり、ツッコミを入れたりしながら読むのが正しい読み方なような気がする。
実際、そうやって読むととても楽しい、笑える。とても良い意味でのクソ漫画でした。
個人的に
2012年タイトル・オブ・ジ・イヤー
2012年煽り帯・オブ・ジ・イヤー(④巻)
な作品。
先日ツレと漫画買いに行った時に、ツレが「これ超面白そう」とか言って買ってたのが読んだキッカケ。
タイトルから香る地雷臭に、「絶対つまらん。面白かったらメシ奢る」とか言ったら奢るハメになってしまった……。
ってかコレを全巻平積みしてる本屋も本屋だ!どうかしてるぜ。
まずは上の画像をクリックしてAmazonのレビューを見てもらいたい。
一人だけ評価☆1つで叩いている人がいるんだけど、このマメ氏の指摘は結構当たっていて、キャラデザインにオリジナリティと統一感がない。
主人公は典型的な少年マガジン顔だし、ヒロインたちは皆どこかの別の漫画で見かけたような顔ばかりだし(これは意図的にモデルにしている別の漫画のヒロインがいるんじゃないかな)、ヤンキー達は某ヤンキー漫画そのまんまのような外見。
で、叩こうと思えば叩けるところはそれ以外にもたくさんあって、突然の見開き大ゴマで笑いを取りにくる作風とか色々とどこかで見たようなやり方が散見される。
何よりヒロインにAKBメンバーの名前を付けてるとかマジファックですよね。
ただ、そんな所たちに一々目くじら立てて読むのはこの作品の正しい読み方じゃないんじゃないかな。
上に挙げた要素はある種狙ってやってる感もあり、パクリってかオマージュだよねってことにして愛すべきクソ漫画として愛でるべき作品。
ストーリー上では、色んなヒロインにフラグを立てては玉砕しながら次々と標的を変えていく聖也君の一本芯の通ってなさ、軸がぶれまくりな所が気になって仕方なくなる。
でもさ、考えてみれば我々モテない高校生活を送った男子ってそうだったよね。
とにかく彼女が欲しいという漠然とした、且つ強固な思いにより、軸ぶれまくりでコロコロ変わる。でも優柔不断だったり、今思い返すとありえない選択肢を選び自滅したり、そうして彼女いない暦をどんどん伸ばしてゆく。
そんな聖也の姿を見て、
「聖也ーーー!!」とか
「聖也それ違う!!」とか
「その思考は危険だーーー!!」とか
「qあwせdrftgyふじこlp」とか
悶絶したり、ツッコミを入れたりしながら読むのが正しい読み方なような気がする。
実際、そうやって読むととても楽しい、笑える。とても良い意味でのクソ漫画でした。
Posted by ぽてとへっど=きはな - 2013.01.05,Sat
マンガのかんそう。ネタバレ全開。
『ブラパ』①巻 緑のルーペ 原作協力フジワラキリヲ (ヤングガンガン連載)

日常にどこか不満を感じているオタク系男子高校生が、行動的で主導してくれる最近はやりの中二病かつ謎の美少女と出会うという、実にスクエニ・ガンガン的なボーイミーツガール。
ただこのヒロイン・フジノのは中二病の中にも童心的な冒険心があり、廃車両を基地にしてドラム缶風呂に入ったり、RPGゲーム風に廃工場や坑道跡を探検したりするという内容は、我々男性読者の胸にガツンとくるものがある。ヒロインのものすごい量と角度のアホ毛とか、瞳が☆とか気にならないくらい惹かれてしまう(というか、その外見がヒロインの謎を引き立たせて丁度良いくらいに思えてしまう)王道ボーイミーツガールが素晴らしい。いや~今後も二人でイチャコラ探検して楽しませて欲しいな~とか思っちゃうわけ。
しかし、そんな期待を1巻のラスト6Pで無残にも打ち砕く。主人公と別れた直後アホ毛も瞳の☆もなくなってしまう。家庭状況も明らかになるわ、友達からの留守電再生で学校では普通なことも明らかになるわ、『ネギま!』読んでた理由も明らかになるわ、謎のヒロインという幻想をぶち壊す!って所で終わるというひどい引き。
ここで、あーこの話は謎の美少女との非日常な冒険に心躍らせるマンガじゃなくて、がんばって中二キャラを演じている女の子にブヒブヒと萌えるマンガだったのかと、再度最初から読み返すことになる……。
で、読み返すと初読時に何度も出てきてうざく感じていた主人公のやたら長くうじうじしたモノローグに意味と深みが出て来るんだよね。あぁなんというすれ違い……。
もうこれは悲劇的な方向にしか話が行かないんじゃないかという不安が、強いられた再読で出て来るというのはうまい仕掛け。調べてみれば、この「緑のルーペ」という作者はNTRモノの成年向け漫画で高い評価を受けていた人らしい。
童心呼び起こす謎の美少女との冒険譚を期待していたんだけど、続きはだいぶ重くなりそうだなぁ……。
ただ1巻の最後でこういった仕掛けをあえてしてきた構成のうまさは一読の価値あり。
ネットでの反応によると二巻収録予定の話では大幅な路線変更もあるみたいなので、続き読むのが怖いんだけど、まぁ単行本派の人間としては今一番続刊が気になる漫画ではある。
『ブラパ』①巻 緑のルーペ 原作協力フジワラキリヲ (ヤングガンガン連載)
日常にどこか不満を感じているオタク系男子高校生が、行動的で主導してくれる最近はやりの中二病かつ謎の美少女と出会うという、実にスクエニ・ガンガン的なボーイミーツガール。
ただこのヒロイン・フジノのは中二病の中にも童心的な冒険心があり、廃車両を基地にしてドラム缶風呂に入ったり、RPGゲーム風に廃工場や坑道跡を探検したりするという内容は、我々男性読者の胸にガツンとくるものがある。ヒロインのものすごい量と角度のアホ毛とか、瞳が☆とか気にならないくらい惹かれてしまう(というか、その外見がヒロインの謎を引き立たせて丁度良いくらいに思えてしまう)王道ボーイミーツガールが素晴らしい。いや~今後も二人でイチャコラ探検して楽しませて欲しいな~とか思っちゃうわけ。
しかし、そんな期待を1巻のラスト6Pで無残にも打ち砕く。主人公と別れた直後アホ毛も瞳の☆もなくなってしまう。家庭状況も明らかになるわ、友達からの留守電再生で学校では普通なことも明らかになるわ、『ネギま!』読んでた理由も明らかになるわ、謎のヒロインという幻想をぶち壊す!って所で終わるというひどい引き。
ここで、あーこの話は謎の美少女との非日常な冒険に心躍らせるマンガじゃなくて、がんばって中二キャラを演じている女の子にブヒブヒと萌えるマンガだったのかと、再度最初から読み返すことになる……。
で、読み返すと初読時に何度も出てきてうざく感じていた主人公のやたら長くうじうじしたモノローグに意味と深みが出て来るんだよね。あぁなんというすれ違い……。
もうこれは悲劇的な方向にしか話が行かないんじゃないかという不安が、強いられた再読で出て来るというのはうまい仕掛け。調べてみれば、この「緑のルーペ」という作者はNTRモノの成年向け漫画で高い評価を受けていた人らしい。
童心呼び起こす謎の美少女との冒険譚を期待していたんだけど、続きはだいぶ重くなりそうだなぁ……。
ただ1巻の最後でこういった仕掛けをあえてしてきた構成のうまさは一読の価値あり。
ネットでの反応によると二巻収録予定の話では大幅な路線変更もあるみたいなので、続き読むのが怖いんだけど、まぁ単行本派の人間としては今一番続刊が気になる漫画ではある。
Posted by ぽてとへっど=きはな - 2012.12.25,Tue
2011年の漫画の個人的備忘録。購入数は約190冊。
①『花もて語れ』 / 片山 ユキヲ (スピリッツ)
②『秒速5センチメートル』 / 清家 雪子 《完結》(アフタヌーン)
③『ぼくらのよあけ』 / 今井 哲也《完結》(アフタヌーン)
④『星屑ニーナ』/ 福島 聡 (Fellows!)
⑤『四方世界の王』 /原作:定金 伸治 漫画:雨音 たかし (シリウス)
⑥『血界戦線』/ 内藤 泰弘 (ジャンプSQ19)
⑦『四月は君の嘘』 / 新川 直司 (月刊マガジン)
⑧『ナナマル サンバツ』 / 杉基 イクラ (ヤングエース)
⑨『KEYMAN』 / わらいなく (コミックリュウ)
⑩『嵐の伝説』 / 佐藤 将《完結》(別冊少年マガジン)
⑪『外天楼』 / 石黒 正数《完結》(メフィスト)
⑫「TheGhostWriter」 / つばな (単行本初回限定版書き下ろし)
⑬『ハルカの陶』 / 原作:ディスク・ふらい 漫画:西崎 泰正 (週刊漫画TIMES)
⑭『しょんぼり温泉』/小田扉 (ジャンプSQ)
⑮『ばらかもん』/ ヨシノ サツキ (ガンガンオンライン)
⑯『ヒナまつり』/大武政夫 (コミックビーム)
⑰『ライコネンの熱帯魚』/ 山西 正則 (チャンピオンRED)
⑱『がらくたストリート』 / 山田 穣 (コミックバーズ)
⑲『血潜り林檎と金魚鉢男』/ 阿部洋一 (電撃ジャパン)
⑳『誘爆発作』/岡村星(ネメシス)
①朗読漫画。小学校国語で教師を最も悩ませる教材「やまなし」の解釈が素晴らしかった。高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」のくだりも良かった。国語教師的にもの凄く刺激を受けた作品。
②作者が女性ということで、映画では必要なかった女性の視点をうまく入れていて映画とは別の良さがあった。こういう原作とは違った味わいがでるコミカライズは良いね。コスモナウトの女の子との再会を匂わせるラストは蛇足といえば蛇足だけど、個人的には嫌いじゃない。
③SFジュべナイル。万人にお薦めできる良作。大人世代と子ども世代が協力するあたりがとてもGood。しかし作中ででてくるSNSを使った小学生のイジメがひどい。こんなことが実際に行われてしまう未来は確かに来るかもしれんね。
④ポップすぎてサブカル臭の強い表紙で敬遠していたけど、読んでみたらめちゃくちゃ良かった。バンバン時間が経過していくのがこんなに面白いとは……!
⑤2011年って漫画ではないけど、今年ハマった漫画。講談社BOXの原作がしっかりしてるからか話が面白い。
⑥内藤泰弘すげー!絵も話もおもしれー!トライガンも読まないと。
⑦主人公のトラウマ克服を描くボーイミーツガールで題材はピアノとヴァイオリン。ベタ。だが、それが良い。この人は前作『さよならフットボール』も良かったし、個人的に注目の作者。
⑧競技クイズ部漫画。今年もマイナー部活モノ漫画はいろいろ買ったけど、これが一番面白かった。競技クイズの蘊蓄・豆知識が思わず「へー」と唸ってしまうようなものばかりで興味深い。
⑨アメコミ風だけど、ギャグや女の子が日本の漫画チックで日米漫画の長所をうまく融合させている感じ。1巻のカラーポスターのようなものを見る と、既に全ての登場人物を設定した上で書いているみたいで、話もうまくまとめてくれそうなので続刊が楽しみ。今後ブレイクする気がしないでもない。
⑩北斗の拳的世界崩壊後の世界と、そうなる以前の現代を対比させるギャグ漫画。その発想のセンスが凄い。ただ終盤はネタ切れか、話やギャグの方向性がおかしな方向にいき打ち切られてしまった。序盤は本当に面白かったので作者の新作に期待。
⑪『ポジティブ先生』『木曜日のフルット』と微妙な作品が続いていたけど、これは良い石黒正数。一見ばらばらな話が一つに収束していく構成力はさすが。
⑫徳間の新人勢では個人的にはつばなが一番好き。『第七女子会彷徨』も『見かけの二重奏』もSF要素と不思議な世界観がうまくマッチして独特の魅 力がある。ちなみにこの作品は『第七女子会彷徨』の四巻初回限定版のオマケ。初回限定版に描き下ろし読みきりをつけるというのは新しい。でも、それなら本 冊子の巻末につけてくれという気もしないでもない。
⑬陶芸漫画。主人公の女の子が若干ウザイけど、良い漫画。備前に行きたくなる。しかし「かきふらい先生」ならぬ「ディスク・ふらい先生」って何者だよw
⑭ジャンプSQの良心。
⑮2012年間違いなくアニメ化。
⑯キャバクラ話の見開きの爽快感といったら!
⑰⑮アクアリウム漫画と思ったら萌えラブコメだった。アクアリウム興味あるけど、すげー金かかりそうなんだよな~。
⑱早稲田のあゆみブックスがやたら推してたので買ったらまぁまぁ面白かった。
⑲2011年タイトルオブザイヤー。
⑳2011年煽り帯オブザイヤー。
去年以前から読んでいる続き物も入れると『新・テニスの王子様』が断トツで面白かった。あとは『限界集落温泉』『GIANT KILLING』『バチバチ』『ましろのおと』あたりかな。『よつばと』はやっぱり別格。
2011年はいきなり『ノノノノ』『友達100人できるかな』が打ち切られて漫画を読む情熱が失われかけていたけど、やっぱり小説・映画・ドラマ・アニメに比べて簡単に物語を味わえる漫画の魅力には抗えなかった。個性が強烈に出るのも良い。ジャケ買いも楽しいし。2012年も面白い漫画に出会えますように・・・・・・。
①『花もて語れ』 / 片山 ユキヲ (スピリッツ)
②『秒速5センチメートル』 / 清家 雪子 《完結》(アフタヌーン)
③『ぼくらのよあけ』 / 今井 哲也《完結》(アフタヌーン)
④『星屑ニーナ』/ 福島 聡 (Fellows!)
⑤『四方世界の王』 /原作:定金 伸治 漫画:雨音 たかし (シリウス)
⑥『血界戦線』/ 内藤 泰弘 (ジャンプSQ19)
⑦『四月は君の嘘』 / 新川 直司 (月刊マガジン)
⑧『ナナマル サンバツ』 / 杉基 イクラ (ヤングエース)
⑨『KEYMAN』 / わらいなく (コミックリュウ)
⑩『嵐の伝説』 / 佐藤 将《完結》(別冊少年マガジン)
⑪『外天楼』 / 石黒 正数《完結》(メフィスト)
⑫「TheGhostWriter」 / つばな (単行本初回限定版書き下ろし)
⑬『ハルカの陶』 / 原作:ディスク・ふらい 漫画:西崎 泰正 (週刊漫画TIMES)
⑭『しょんぼり温泉』/小田扉 (ジャンプSQ)
⑮『ばらかもん』/ ヨシノ サツキ (ガンガンオンライン)
⑯『ヒナまつり』/大武政夫 (コミックビーム)
⑰『ライコネンの熱帯魚』/ 山西 正則 (チャンピオンRED)
⑱『がらくたストリート』 / 山田 穣 (コミックバーズ)
⑲『血潜り林檎と金魚鉢男』/ 阿部洋一 (電撃ジャパン)
⑳『誘爆発作』/岡村星(ネメシス)
①朗読漫画。小学校国語で教師を最も悩ませる教材「やまなし」の解釈が素晴らしかった。高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」のくだりも良かった。国語教師的にもの凄く刺激を受けた作品。
②作者が女性ということで、映画では必要なかった女性の視点をうまく入れていて映画とは別の良さがあった。こういう原作とは違った味わいがでるコミカライズは良いね。コスモナウトの女の子との再会を匂わせるラストは蛇足といえば蛇足だけど、個人的には嫌いじゃない。
③SFジュべナイル。万人にお薦めできる良作。大人世代と子ども世代が協力するあたりがとてもGood。しかし作中ででてくるSNSを使った小学生のイジメがひどい。こんなことが実際に行われてしまう未来は確かに来るかもしれんね。
④ポップすぎてサブカル臭の強い表紙で敬遠していたけど、読んでみたらめちゃくちゃ良かった。バンバン時間が経過していくのがこんなに面白いとは……!
⑤2011年って漫画ではないけど、今年ハマった漫画。講談社BOXの原作がしっかりしてるからか話が面白い。
⑥内藤泰弘すげー!絵も話もおもしれー!トライガンも読まないと。
⑦主人公のトラウマ克服を描くボーイミーツガールで題材はピアノとヴァイオリン。ベタ。だが、それが良い。この人は前作『さよならフットボール』も良かったし、個人的に注目の作者。
⑧競技クイズ部漫画。今年もマイナー部活モノ漫画はいろいろ買ったけど、これが一番面白かった。競技クイズの蘊蓄・豆知識が思わず「へー」と唸ってしまうようなものばかりで興味深い。
⑨アメコミ風だけど、ギャグや女の子が日本の漫画チックで日米漫画の長所をうまく融合させている感じ。1巻のカラーポスターのようなものを見る と、既に全ての登場人物を設定した上で書いているみたいで、話もうまくまとめてくれそうなので続刊が楽しみ。今後ブレイクする気がしないでもない。
⑩北斗の拳的世界崩壊後の世界と、そうなる以前の現代を対比させるギャグ漫画。その発想のセンスが凄い。ただ終盤はネタ切れか、話やギャグの方向性がおかしな方向にいき打ち切られてしまった。序盤は本当に面白かったので作者の新作に期待。
⑪『ポジティブ先生』『木曜日のフルット』と微妙な作品が続いていたけど、これは良い石黒正数。一見ばらばらな話が一つに収束していく構成力はさすが。
⑫徳間の新人勢では個人的にはつばなが一番好き。『第七女子会彷徨』も『見かけの二重奏』もSF要素と不思議な世界観がうまくマッチして独特の魅 力がある。ちなみにこの作品は『第七女子会彷徨』の四巻初回限定版のオマケ。初回限定版に描き下ろし読みきりをつけるというのは新しい。でも、それなら本 冊子の巻末につけてくれという気もしないでもない。
⑬陶芸漫画。主人公の女の子が若干ウザイけど、良い漫画。備前に行きたくなる。しかし「かきふらい先生」ならぬ「ディスク・ふらい先生」って何者だよw
⑭ジャンプSQの良心。
⑮2012年間違いなくアニメ化。
⑯キャバクラ話の見開きの爽快感といったら!
⑰⑮アクアリウム漫画と思ったら萌えラブコメだった。アクアリウム興味あるけど、すげー金かかりそうなんだよな~。
⑱早稲田のあゆみブックスがやたら推してたので買ったらまぁまぁ面白かった。
⑲2011年タイトルオブザイヤー。
⑳2011年煽り帯オブザイヤー。
去年以前から読んでいる続き物も入れると『新・テニスの王子様』が断トツで面白かった。あとは『限界集落温泉』『GIANT KILLING』『バチバチ』『ましろのおと』あたりかな。『よつばと』はやっぱり別格。
2011年はいきなり『ノノノノ』『友達100人できるかな』が打ち切られて漫画を読む情熱が失われかけていたけど、やっぱり小説・映画・ドラマ・アニメに比べて簡単に物語を味わえる漫画の魅力には抗えなかった。個性が強烈に出るのも良い。ジャケ買いも楽しいし。2012年も面白い漫画に出会えますように・・・・・・。
Posted by ぽてとへっど=きはな - 2009.05.01,Fri
GW、夏休みと海外旅行シーズンになってきました。
上海に行かれる方も少なくないかと思います。
実は僕も先月行ってきました。めちゃくちゃ良かったです。
で行く前に、上海ポップカルチャーを色々みたいと考え、ネットで調べた結果
「上海旋動楽百動漫城(現在「1856 COMIC CITY」)」
というスポットを見つけ行ってきました。上海のオタクの聖域らしいですw
ここのレポートをしているブログはいくつかあったのですが、2009年になってからのものはなかったので、まだ営業してましたよ的な意味も込めて簡単なレポ書いときます。
上海に行く予定のあるオタクさん達は良ければ参考にしてみてください。
地下鉄静安寺駅から大きな通りをまっすぐ進めば入口が見えてきます。
結構わかりやすい場所にあるので中国語がわからなくても迷わず着きます。
(ちなみに住所は南京西路1856号。駅の地図で調べれば迷わないです。)

入口は立派(?)ですが、中は結構さびれています。
ネカフェの看板があるも営業してなかったり、エスカレーターが止まっていたり……。
ただ2Fにはオタクショップが十数店舗入っていました。
「上海の中野ブロードウェイ」と称しているブログさんがありましたが正にそんな感じ。
中野ブロードウェイを狭くしたようなところでした。
日曜の午前中に行ったんですが、ほとんどお客さんはいませんでした。
一番客が入ってたショップは、日本から輸入したフィギュア等を扱うお店。
しかし、日本からの観光客からしてみりゃ、日本より値段がかなり高くなってるのであんまりおもしろい店ではないですね。
むしろガラガラな怪しい小さなショップの方がツッコミ所があって面白いです。
中国製品を売るアニメショップで目立ったのが次の三点
ひとつは目覚まし時計。
しかも超古風。アニメ絵のパターンを変えて大量に売ってました。写真は撮り忘れ・・・・・・
ふたつめは何かよくわからないですが、名刺サイズのカード
↓みたいな感じでいっぱいありました。

みつめはクッションカバー。
日本では抱き枕が定番みたいですが、上海ではクッションw
実に健全でよろしいですね。

まぁ三つとも著作権は無視ですね・・・・・・
Fate、CLANP、ギアス、リボーン、CLANNADなんかが多かったような気がします。
同人誌らしきものも少数発見。腐女子向けばかりでしたが。

個人的にイチオシなのが「动新DVD」という中国のアニメ雑誌。
これはいろんな意味で凄いです。
アニメ好きなら楽しめること間違いなし。特典DVDに大満足間違いない!
気が向けば「动新DVD」の内容紹介の記事を書きたいと思います。
あと「1856 COMIC CITY」の見どころとしてはトイレ付近の壁の落書きでしょうか。


この写真の綾波のような大きなカラー壁画がいくつかありました。
上海腐女子の落書きも満載(意味はよくわかりませんがw)
あとはゲームに興じる上海っ子も見れます。

と、まぁ2009年3月現在も営業はしているものの、十数店舗で活気はないです。
なので「必ず行くべき」ってほどではないですが、ゆる~く楽しむにはいいスポットかもしれません。
中国アニメグッズのショボさを体感するにはいいかも知れません。
ただ、期待していたパチモンフィギアとかがなかったのは残念・・・・・・・。
まぁ上海の本物のオタク達の活動場所はココよりもネット上みたいです。
中国語でアニメーションを意味する「动画」とかなんやらでググったほうが上海ポップカルチャーの最先端が見える気がします。
上海に行かれる方も少なくないかと思います。
実は僕も先月行ってきました。めちゃくちゃ良かったです。
で行く前に、上海ポップカルチャーを色々みたいと考え、ネットで調べた結果
「上海旋動楽百動漫城(現在「1856 COMIC CITY」)」
というスポットを見つけ行ってきました。上海のオタクの聖域らしいですw
ここのレポートをしているブログはいくつかあったのですが、2009年になってからのものはなかったので、まだ営業してましたよ的な意味も込めて簡単なレポ書いときます。
上海に行く予定のあるオタクさん達は良ければ参考にしてみてください。
地下鉄静安寺駅から大きな通りをまっすぐ進めば入口が見えてきます。
結構わかりやすい場所にあるので中国語がわからなくても迷わず着きます。
(ちなみに住所は南京西路1856号。駅の地図で調べれば迷わないです。)
入口は立派(?)ですが、中は結構さびれています。
ネカフェの看板があるも営業してなかったり、エスカレーターが止まっていたり……。
ただ2Fにはオタクショップが十数店舗入っていました。
「上海の中野ブロードウェイ」と称しているブログさんがありましたが正にそんな感じ。
中野ブロードウェイを狭くしたようなところでした。
日曜の午前中に行ったんですが、ほとんどお客さんはいませんでした。
一番客が入ってたショップは、日本から輸入したフィギュア等を扱うお店。
しかし、日本からの観光客からしてみりゃ、日本より値段がかなり高くなってるのであんまりおもしろい店ではないですね。
むしろガラガラな怪しい小さなショップの方がツッコミ所があって面白いです。
中国製品を売るアニメショップで目立ったのが次の三点
ひとつは目覚まし時計。
しかも超古風。アニメ絵のパターンを変えて大量に売ってました。写真は撮り忘れ・・・・・・
ふたつめは何かよくわからないですが、名刺サイズのカード
↓みたいな感じでいっぱいありました。
みつめはクッションカバー。
日本では抱き枕が定番みたいですが、上海ではクッションw
実に健全でよろしいですね。
まぁ三つとも著作権は無視ですね・・・・・・
Fate、CLANP、ギアス、リボーン、CLANNADなんかが多かったような気がします。
同人誌らしきものも少数発見。腐女子向けばかりでしたが。
個人的にイチオシなのが「动新DVD」という中国のアニメ雑誌。
これはいろんな意味で凄いです。
アニメ好きなら楽しめること間違いなし。特典DVDに大満足間違いない!
気が向けば「动新DVD」の内容紹介の記事を書きたいと思います。
あと「1856 COMIC CITY」の見どころとしてはトイレ付近の壁の落書きでしょうか。
この写真の綾波のような大きなカラー壁画がいくつかありました。
上海腐女子の落書きも満載(意味はよくわかりませんがw)
あとはゲームに興じる上海っ子も見れます。
と、まぁ2009年3月現在も営業はしているものの、十数店舗で活気はないです。
なので「必ず行くべき」ってほどではないですが、ゆる~く楽しむにはいいスポットかもしれません。
中国アニメグッズのショボさを体感するにはいいかも知れません。
ただ、期待していたパチモンフィギアとかがなかったのは残念・・・・・・・。
まぁ上海の本物のオタク達の活動場所はココよりもネット上みたいです。
中国語でアニメーションを意味する「动画」とかなんやらでググったほうが上海ポップカルチャーの最先端が見える気がします。
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